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ラブライブ!のヒット要因は「共感」にあり?

キーワードは「共感」

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 今回は、アニメのラブライブ!が何故あんなに面白いか、何故あんなにヒットしたのかを考察していこうと思います!

 

 

はじめに

スマートフォンゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』コラボシングル「HEART to HEART!」

 まず、ラブライブ!のコンテンツ全体としてのヒットはスマホゲーム「スクールアイドルフェスティバル」によるものだと思っています。

 高品質で無料のスマホゲームによる宣伝は特にスマホをよく使う若者に効果的で、ゲームを通してキャラクターや楽曲について知ってもらい、アニメやSID、マンガなどに興味を示してもらえるきっかけとして強いものがありました。

 またスクフェスの配信会社のブシモ、というかブシロードらしい過剰な広告による宣伝の効果もあったのではないかと考えています。

 他にも、多様なメディアミックスで色んな場所に入り口を設置していたところもヒットした要因だと思われます。

 その中でも気軽に無料で遊べるスクフェスの影響力は大きかったはず。

 そのため、アニメのヒットにはスクフェスからラブライブ!を知って見てみた、という人が多いと思います。

 

 

アニメの面白さ=ヒット要因とは何か

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 そんなラブライブ!の面白さは「共感」にあります。

 皆さんはラブライブ!を見る時にキャラクターの行動に共感したことはあるでしょうか?

 実は、ラブライブ!は劇中に共感させるきっかけを常に用意しています。

 その理由を紐解くために、キャラクターの設定と台詞などの描写に注目してみましょう。

 

 まずキャラクターの設定で注目すべきなのは、誰にでもあるような悩み、特に思春期の若者にはよくある悩みをキャラクターが抱えていること。

 例えばアニメ1期だとやりたいことを堂々と言えずにいる花陽とかは分かりやすいですよね。

 他にも一度諦めた夢をやり直す一歩が踏み出せないにこや、将来のために趣味を犠牲にしなければならないと思っている真姫など。

 このようなキャラクターの抱える問題は、視聴者に共感してもらえ、尚且つ自分のことのように見てしまう、といった風にきっかけを生み出してくれます。

 

 次に、描写についてはお気づきの方はいるでしょうか?

 実はラブライブ!のアニメではモノローグ(心の声)がほとんどないのです。

 せいぜいあるとすれば1期1話冒頭の「私、高坂穂乃果!」という自己紹介のセリフや、4話の花陽、サンシャイン1期1話の千歌くらいのもので、劇中には殆どモノローグがなく、キャラクターの具体的な心情を読み取ることが不可能であります。

 

 何故モノローグが殆どないのか。

 これは感情移入させるための手段の1つで、キャラクターの感情の詳細を描写しないことで感情の詳細が伝わらないために心情についての多様な考え方ができる。

 つまり、キャラクターの気持ちを考えることで共感、そして理解へとつながるのです。

 

 では、何故共感が面白い要因であるのか。

 ラブライブ!は穂乃果たちμ'sが廃校を阻止するまでのサクセスストーリーであり、視聴者はそのサクセスストーリーを視聴という形で疑似体験できます。

 穂乃果たちに待ち受ける困難は共感できるものであったり、はたまた自分も似たような状況にあったことがあるかもしれない。

 自分の中の体験と穂乃果たちの物語を結びつけて見ることができるので、物語が他人事のように思えず、親近感が湧くからこそ「面白い」と言えるのです。

 

 これでラブライブ!が若者を中心にウケた訳も分かります。

 アニメだけで見ても、自分たちの抱える悩みに近いキャラクターがほぼ必ずアニメに存在し、その問題とどう向き合うか。

 それと同時に視聴者もキャラクターのように自分の問題と向き合うことができる。

 そうしてどんどんキャラクターと自己への理解を深め、気付いた時はどハマりしている……。

 そうやってファンはたくさん生まれたのだと考えられます。

 

 

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 どうでしたか?

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